薬による利害

昨今問題になっている抗インフルエンザウイルス薬のタミフルに関してですが、昨日「10代の未成年者への投与は自粛するように」という通達が出たらしいですね。


テレビで言われたりニュースで出てくるのが中高生の話ばかりなので、今回は娘はぎりぎり10歳になったばっかりだし、大丈夫だろうと判断して飲ませることにしました。熱もかなり高くて(最高で39.4度)辛そうだったし、終業式も迫っていたし(これは親の都合)、タミフルが出回ってからこれで飲ませるのは2度目だったし、きっと大丈夫だろうと。
今回も副作用も何もなく、無事にタミフルのいいところだけ利用できた形になりました。

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今朝のワイドショーを見ていたら、成人にも児童にも異常行動の出た人がいたと報道されていました。
思わず絶句してしまいました。
しかも厚生労働省は把握していた件だともいいます。
そしたらそこの役人さんが言った「なぜ10代のみ制限するかと言うと、力もあるし自立的に行動できるから親御さんも押さえ切れないから」っていうのは、全く理由になってないじゃないかと。
そして更にびっくりしたのは、こうした副作用と思われる事例を報告するのに、医療側から直接国に行くのではなくて、医療側→製薬メーカー→国という形になっているとのこと。
今までのさまざまな薬害で問題視されていた国の体制が、厚生労働省と呼称が変わったところで中身は全く改善されていなかったことに、改めて深く失望しました。

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タミフルが使用中止になったところで、インフルエンザの予防接種をするかどうか、また悩むところです。
流行の阻止になってないという理由で学校での集団接種が中止になってもう10年以上たちますが(毎回問診表を学校に持っていってたのが懐かしい)、効果と身体への影響を天秤にかけて、今までは接種を受けずにきました。
これから中学生は受験もあるだろうし、うちが受けないことで他に蔓延させても困るし、でも受けて何か重篤な副反応が出るのも心配だし、そもそも受けてもその型が流行るかどうかわからないし、…
毎年毎年悩んでます。今もまだ悩んでます。
たぶんまた来年の流行の時期、悩みまくると思います。どっちかというと自分たち大人が受けておいたほうがいいような気もしてきます。