朝青龍のこと

"あさしょうりゅう"で一発変換されるとはビックリなのですが。


なんだか急に引退しちゃいましたね。
潔いというべきか、ようやくというべきか、本人もかなり辛かっただろうとは思うけど、けじめも決着もついてよかったのではないかなと思います。


朝青龍はホントに強くて素晴らしいプロのスポーツ選手です。年齢的にもまだ20代だし、格闘技などでもまだまだこれから活躍できる歳です。
でも、神様と通じている日本の相撲道というものを理解してもらえなかったことが、今までの問題の根っこにあったと思います。
みんなが口々に彼に品格を求めていました。
たぶん多くの日本人なら自然に体感しているものを、理解できる外国の人々もいるなかで、引退するまで感じることも納得することをできたはずだけどしなかった、という感じを受けます。
「土俵の上では鬼になった」と彼は言ってましたが、土俵を降りたら何をしてもよかったのか、"おすもうさん"として、"ヨコヅナ"としてより一層の立ち居振る舞いを求められていることを判って欲しかったな、と残念に思います。


同じ出身の白鵬は、その辺りは判ってくれてるように感じます。本人の問題なのか、親方や部屋の問題なのかは判りませんが、朝青龍はほんとに強い人だったので、ザマミロとかじゃなくて素直に残念だなと思います。
彼のことは相撲協会とか親方関係とかのあたりが長年ぐだぐだしてるうちにこんなにこじれちゃったんだろうなとも思うので、その点もかなり残念です。


たぶん母国のモンゴルに帰ったほうが活躍の場は広いと思うので、まだまだ若いからいろいろとチャレンジしてもらいたいですね。